自分の経験から森ハリボテの使い方を考えてみました。

◆どうしてあまり使われていないのか
kagaminさんのハリボテ概論を読むと、「抑止力」という言葉が多用されています。
森ハリボテは抑止力どころか逆に攻撃を誘っています。にも拘わらず生産性がない。
ハリボテ概論においては、森ハリボテはハリボテどころか荒地未満の存在と言えるのかもしれません。
そう考えれば、使っているプレイヤーが少ないのも納得がいくような気がします。

※例外として、建てていた森ハリボテが壊されたというログが島の近況に残ることで
「こいつ森ハリボテを使っているぞ」となり、それが抑止力に繋がりますが、
これはイレギュラーの要素も強いんでここでは考えないことにします。

◆じゃあどんな時に使えばいいのか
抑止力を持つハリボテ。撃たれやすい森ハリボテ。
ハリボテでカルマを稼ぎたい時には森ハリボテも使う。

この何気ないような認識だけでも、実は森ハリボテの使い道というのは大きく狭まります。
中盤までの基本の流れは、そもそも撃たれないように気を遣って開発するからです。
よって自分の中では「森ハリボテを建てるなら中盤以降」という前提が出来上がっています。
その前提を踏まえた上で・・・

●１．撃たれそうな人口施設に森ハリボテ
よく聞く終盤のハリボテの技ですね。当たり前ですが、これは森ハリボテでも代用できます。
ただし、これは森ハリボテに見える森ハリボテを建てただけでハリボテと比べる意味の薄い話でしょう。
これについては、森ハリボテに見せかけた植林ができることが特筆すべき点です。
例え伐採で稼げる本数が少なくても、いざという時に平地が作れるというのは僕は悪くないと思います。
蛇足ですが、一応は森ハリボテに見せかけたミサイル基地も可能です。

●２．終盤、防衛施設の要領で森ハリボテ
理論上、森ハリボテの周囲2hex(防衛範囲と一緒)にある町や都市がPPミサイルで狙われるたびに
町や都市のついでに森ハリボテも射程内に収めてくれる可能性があります。
といっても、こんな理論がはっきりと成立するのは島の大半が荒地になってからでしょう。
さらには運の要素が強く、配置によっては森ハリボテに火災が付きまとう三重苦です。
その反面、リスクは少ないんで様子見の１手としてなら候補かもしれません。

●３．やや隅っこに森ハリボテ
浅瀬や海に３箇所〜４箇所接している場所に森ハリボテを建設するという戦術です。
普通のハリボテにはその地点を撃たれにくくする効果がありますが、
その地点を避けてミサイルを撃たれた結果、被害を島の内陸部に誘導していることもあるかもしれません。
それならまだ森ハリボテを建てた方がマシなんじゃないだろうか。という至極単純な考えです。
これは推論ですが、島の端に誘導することで流れ弾のような通常ミサイルの被害を減らせるかも？

●４．ハリボテの隣に森ハリボテ
狙われてこその森ハリボテなら、巻き込みたい地形を隣に置いておきたいという発想です。
これはあくまで僕の価値観ですが、この森ハリボテの使い方がポピュラーだと考えてます。
この建て方はハリボテ、森ハリボテ、狙われる人口地形、そして火災を防ぐ森と４つもの地形を使いますが、
他の建て方と比べると断然、違和感のない安定した配置が特徴です。
建てる際も中盤まで森を多めにしておき、そこから伐採＋森ハリボテ設置という流れがとても自然かと。

●推論すら述べる自信の無かったもの
・防衛施設を使った場合の森ハリボテ
・森ハリボテの隣に森ハリボテ
・森ハリボテ入りの効率配置
まあ、ツボッチさんに聞けば20秒で結論出してくれるはず。

◆無理してまで使うものでもなさそう
特に今回の因業は、大量のハリボテを抱えたまま沈んだ島が多かった気がします。
そんな印象をツボッチさんに伝えたのがきっかけで、こんな拙い森ハリボテの持論を書くことになりました。
最後にですが、僕の因業の計画は基本的に無茶苦茶なことをやっています。
なので、間違ったことを言っているかもしれません。叩き台程度に考えてもらえたら。